税理士

せどりの確定申告を税理士に頼む前に知っておくべき6つのポイント

せどりの確定申告を税理士に頼もうかどうか迷っていませんか?

費用もかかるし、できるなら自分でやった方がいいのかな?と迷うところですよね。

じつは、ここ最近確定申告を税理士に頼む必要性は変わってきています。

以前は、「確定申告はめんどくさいから」、「よくわからないから」という理由で税理士に頼んでいました。

ところが最近は、

  • 国税庁がインターネット取引の調査に力を入れている
  • 今後電子帳簿保存法の改正など急速に税務行政がIT化されること

という理由によって、税理士の必要性が変わってきました。

✅税理士に確定申告を頼み、極力税務調査のリスクを減らす。
✅IT化についてもアドバイスを受ける環境を作っておく。

そのために税理士と顧問契約が必要になってきます。

とはいえ、税理士との契約って疑問がいっぱいですよね?

そこでこの記事では、

この記事の内容

せどりの確定申告を税理士に頼むときに知っておくべき6つのポイント

  1. 確定申告に税理士が必要な理由
  2. 税理士に依頼するタイミング
  3. 税理士に依頼するメリット
  4. せどりの税理士費用の相場
  5. せどりに強い税理士の選び方
  6. 税理士の探し方

を業界経験者視点でわかりやすく解説しました。

しょうじ

初めての確定申告を失敗せず終わらせるために知っておくべき内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。

確定申告に税理士が必要な理由

冒頭でもお伝えした通り、せどりの確定申告には税理士が必要です。

というのは、
個人のインターネット取引は国税庁がマークしているからなんです。

下の画像は、国税庁が発表している個人に対する調査状況です。申告漏れによる追徴税額が65億円にも上ったことで、「インターネット取引を行っている個人に対しては、資料情報の収集・分析に努め、積極的に調査を実施」していることを明示しています。

国税庁が個人のインターネット取引に積極的に調査しているので、確定申告書のミスから税務署から問い合わせがあり、税務調査に発展することは十分あり得ます。

Twitterでもこんなtweetがありました。

税務調査が来ることを想定するなら、確定申告書を作成の時点で税理士に依頼し、税務調査になったら立ち会ってもらうのがベストです。

税理士に依頼するタイミング

税理士に確定申告を依頼しようと思ったら、どのタイミングですべきか?
悩むところですよね。

確定申告が2月~3月なので、「あんまり早いのもなぁ」と思うかもしれませんが、目安を言うと、できるだけ早くがいいです。

最低でも年内が目安です。

というのは、税理士業務は、12月から3月までは繁忙期です。

12月の年末調整に始まり、1月は、税務署に提出する法定調書の作成・提出、市町村に提出する総括表、給与支払報告書、償却資産税申告書の作成・提出。そして2月~3月は確定申告で忙殺されます。

いい税理士ほど顧客が多いので、この時期はめちゃくちゃ忙しくなります。

個人の確定申告、しかも事業所得の申告ともなると、受け付けてもらえない可能性もでてきます。

なので、できるだけ早く、年内を目安に依頼するのがベストです。

とくに次の場合は、単に申告書を作成するだけではなく、事情を把握して検討する必要があるので、できるだけ早期に税理士に相談して対策を練るのがベターです。

こんなときは早めに対策を

✔ 勤務する会社が副業禁止なので、妻名義で確定申告する場合

✔ 副業のせどりを雑所得ではなく「事業所得で申告する」場合

勤務する会社が副業禁止なので、妻名義で確定申告する場合
せどりでの実際の経済的利益を享受する人と申告書上の名義人が違うと、課税上は弊害があります。売上が入金される銀行口座の名義は誰のものか?なども含めて、税理士に相談するのがベストです。

妻名義で確定申告する場合についてはこちらの記事でくわしく解説しています。

副業のせどりを雑所得ではなく「事業所得で申告する」場合
副業のせどりは、本来「雑所得」で申告します。でも実際は、副業にも関わらず事業所得で申告している人も多くいます。
得か損かで言うと、事業所得で申告する方が得です。

ただ、安易に「得だから」という理由で事業所得にするにはリスクがあります。
事業所得で申告するのなら、税理士に相談するか、税理士に依頼して申告することをおススメします。

副業のせどりを事業所得で申告するリスクについてはこちらの記事でくわしく解説しています。

税理士に依頼するメリット

税理士に確定申告を依頼する必要性はわかったけど、他にメリットは?

と感じた方に、実際にどんなメリットがあるか、ピックアップしてみました。

税理士に依頼するメリット

✔ 申告書の間違いが圧倒的に少ない

✔ 税務調査に立ち会ってもらえる

✔ 税務署からの問い合わせの窓口になってもらえる 

申告書の間違いが圧倒的に少ない

実務で何度も税理士以外がつくった申告書を見てきましたが、大きな判断ミスをしていることも少なくないです。

税法は経験で判断せざるを得ないことも多々あるので、一般の人と税理士が作るのとでは、所得・税額が大違いになることはけっこうあります。

税務調査で立ち会ってもらえる

税務調査に関しては、税理士がいるといないとでは大違いです。

税務知識がない人が税理士をつけずに税務調査を受けるのは、丸腰で戦場に行くようなもの。

それぐらい税務調査には税理士の立ち会いが必須です。

税務署からの問い合わせの窓口になってもらえる

税理士に確定申告を依頼すると、「税務代理権限証書」というのを税務署に提出します。

すると、申告書に疑問や確認があるときは、すべて税理士に問い合わせ・連絡が行き、税理士が対応します。

せどりの税理士費用の相場

確定申告を税理士に依頼するなら、気になるのが税理士費用ですよね。

税理士費用は、一応相場はありますが、税理士の関与具合や事業者の売上規模などさまざまな要素が絡むと「いくら」と明示するのが難しいです。

とはいえ、金額の目安がないと判断できないですよね。

そこで、せどりを行っている場合の、税理士費用の大まかな相場をお伝えすると、、

個人で確定申告のみを依頼する場合
1回の確定申告報酬:10万円から15万円
個人で顧問契約をする場合
■月額顧問料:1万5千円~2万円
■決算報酬 :月額顧問料の4~5ヶ月分

といったところが目安になります。
税理士費用についてくわしくはこちらの記事で解説しています。

せどりに強い税理士の選び方

税理士に確定申告を依頼するとなったら、一番大切なのが「税理士の選び方」です。

せどりの確定申告となると、せどり専門の税理士がいいのでは?と思うかもしれませんが、せどり専門である必要はないです。

せどりとはいうものの実態は「物販」です。
物販の会社ならどの税理士もクライアントでみていて、税務会計上は違いはないので全く問題ありません。

なので、せどりの場合大切なのは、次の3つです。

  • 融資に強いこと
  • 税務調査に強いこと
  • ITリテラシーがあること
融資に強いこと
せどりは物販なので、大きく稼ぐ、事業を展開しようと思うなら、仕入れに使う資金を大きくする必要があります。
できるだけ早期に実現するなら、融資が得策。
なので、融資に強い税理士だと、金融機関とのパイプもあって資金調達がスムーズです。
税務調査に強いこと
冒頭でも述べたとおり、インターネット取引は国税庁がマークしています。
他の業種より税務調査の確率が上がるので、税務調査に強いことは税理士に求められる最低条件です。
ITリテラシーがあること
2022年1月より電子帳簿保存法が改正されます。
個人事業主、中小零細企業でも関係するところでは、「電子取引で発行された証票は、紙ではなく電子データで保存」することになります。
これまでのように何でもかんでも紙で保存しておけばよい時代ではなくなります。
書類の保存は税務調査の肝です。書類の保存方法が法を順守しているかの正しい指導が税理士の大事なスキルになってきます。

税理士の選び方についてはこちらの記事でくわしく解説しています。
せどりにおすすめの税理士の選び方、失敗しないための3つのポイント

税理士の探し方

あなたは税理士を探すとしたら、どうやって探しますか?

たぶん、多くの人がインターネット検索で探すと答える人が多いと思います。

でも、インターネット検索は次の理由であまりおすすめできないです。

  • 条件に合う税理士を探すのに時間と労力がかかりすぎる。
  • 検索上位にいい税理士のホームページがくるとは限らない
  • アポイントをとって会ってみたら相性がよくない場合に断りづらい

じゃあ、どうやって探すのかというと、
「税理士紹介サイト」をつかうのが効率的で便利です。

税理士紹介サイトとは、簡単に言うと、利用者と税理士のマッチングサイトです。

利用者が希望する税理士の条件を伝えれば、税理士紹介サイトの担当者が、登録税理士の中から、上面に合う税理士を選定し、紹介してくれます。

税理士紹介サイトは便利ですが、大小合わせて十数社存在します。

運営母体もしっかりしていて、サービスが良いところも多くありますが、中には、登録税理士数が少なく、レスポンスが悪いところも存在します。

いい税理士を選ぶためには、いい税理士紹介サイトを選ぶ必要があります。

そこで、おすすめの税理士紹介サイトをまとめました。税理士紹介サイトを選ぶ前にご一読ください。
おすすめの税理士紹介サイト【2021年最新版】主要5社比較ランキング!

まとめ

せどりの確定申告は、

国税庁の注目度や税務調査対応などから考えると、税理士に依頼することをおススメします。

確定申告を税理士に依頼する際は、年内を目安にできるだけ早くすることが大事です。

気になる税理士費用は、

個人の確定申告のみ:10万円~15万円が目安。

顧問契約の場合には、
■月額顧問料:1万5千円~2万円
■決算報酬 :月額顧問料の4~5ヶ月分

が相場になります。

また、税理士を選ぶ際には、次の3つのポイントを参考にして下さい。

  • 融資に強いこと
  • 税務調査に強いこと
  • ITリテラシーがあること

税理士の探すには、税理士紹介サイトをつかって、
効率よく、いい税理士を探しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

-税理士